クマ取り

目の下のクマには血行不良が主な原因の青クマ、色素沈着やくすみが主な原因の茶クマ、そして加齢、眼精疲労、遺伝的要素などが原因に挙げられる黒クマがあります。

1.加齢による変化

年齢を重ねるにつれて、眼窩脂肪が重力に引っ張られ、やがてそれを包む組織が重力に耐えられなくなります。その結果、目の下にぷっくりとした膨らみが現れてきます。

2.眼精疲労

若い世代の方々で目の下のクマに悩む方が近年急増しています。
スマートフォン、パソコン、動画視聴、SNS閲覧など、現代人の目は日常的に極度の疲労状態に置かれています。この継続的な眼精疲労が、たるみを悪化させる大きな要因となっています。

3.遺伝的要素

上記に当てはまらず幼少期より目の下にクマがある場合、遺伝によりクマができやすい骨格である可能性があります。黒クマとは、眼窩脂肪という目の下の脂肪が突出して生じた影です。

生まれつき頬骨が低い位置にあったり凹んだりしている人は、眼窩脂肪が前に突出しやすくなります。

一度形成された黒クマは、時間の経過とともに悪化する傾向があり、軽度なうちに適切な治療を受けることで、効果的な改善が期待できます。

当院では結結膜脱脂法と脂肪注入のフルコースで黒クマを改善して術前より美しい印象の目元に導きます。

当院では目の下のクマを改善する第一選択肢として経結膜脱脂法（けいけつまくだっしほう）を提案しています。

経結膜脱脂法は、下まぶたの内側（結膜側）からアプローチして、クマの原因となる余分な眼窩脂肪を除去し、目の下をフラットな状態にする施術です。
クリニックによっては下眼瞼脱脂という名称で提供されています。 まぶたの裏側（結膜側）をメスで丁寧に切開し、必要な量の脂肪のみを慎重に取り除きます。皮膚表面を切開しないため、外からは傷跡が見えません。また粘膜は回復力が高いため、術後1〜2週間程度で切開跡はほとんど目立たなくなります。

外部から見える傷跡がつかない

この手法では、まぶたの内側（結膜側）からアプローチするため、外から見える皮膚表面に傷が残りません。従来の方法では下まつげに沿って皮膚を切開するケースが多かったですが、経結膜脱脂法では外見上の傷跡がなく、施術を受けたことが周囲に気づかれにくいというメリットがあります。

施術時間、ダウンタイムが短い

施術時間は両目合わせて30分程度で完了し、皮膚切開を行わないため回復期間も比較的短いのが特徴です。術後は一時的な腫れや内出血が生じることがありますが、通常1〜2週間程度で落ち着きます。そのため、仕事や日常生活への影響を最小限に抑えられる点も大きな利点です。

合併症のリスクが低い

経結膜脱脂法は皮膚を切らないため、感染による合併症のリスクが低いです。
手術時間も短く、麻酔も局所麻酔で行うため、体への負担も少ない施術です。 万が一合併症が生じた場合でも適切に対処いたします。

経結膜脱脂法に脂肪注入を組み合わせることで目の下全体をなめらかできれいな状態に整えることができます。

脂肪注入にも２種類の脂肪注入があります。
コンデンスリッチ法とマイクロナノファット法です。

ご自身の身体から採取した脂肪を遠心分離にかけ、コンデンス（濃縮）技術で不純物を除去、健全な脂肪細胞のみを注入します。
さらに微粒子化してクリームのように調整した脂肪マイクロナノファットです。
２つを併用することでより綺麗な仕上がりに到達する可能性が高まります。

スパイラルリフト