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スネコス
スネコスの効果とは?注射の仕組みや注意点、費用などを解説
スネコスがどのような注射なのか、お悩みに適しているのかがわからず、施術を迷う方は少なくありません。
小じわやハリ不足に効果が期待できるとされていますが、ボリュームを出す注射とは目的が異なり、変化の出方は穏やかです。
この記事では、スネコスの仕組みや期待できる効果、向いている方、クリニック選びのポイントなどを詳しく解説します。
スネコス注射を検討している方、費用目安を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
スネコスとは?

スネコスは、肌の内側に働きかけて、ハリや弾力に関わる環境を整えることを目的とした肌育注射のひとつです。
ここでは、スネコスの基本と仕組みなどを解説します。
スネコスの基本
スネコスは、イタリアで開発された注入製剤で、非架橋ヒアルロン酸と6種類のアミノ酸を特許比率で配合しているのが特徴です。
非架橋ヒアルロン酸とは、分子同士をつなぎ合わせる加工をしていないヒアルロン酸を指します。
ヒアルロン酸は、体内にも存在する成分で、水分を抱え込む性質があります。
アミノ酸は、肌を内側から支えるコラーゲンやエラスチンを作る材料になる成分です。
スネコスは、この2つを独自のバランスで配合し、コラーゲンやエラスチンを支える環境に働きかけます。
また、ヒアルロン酸とアミノ酸は、もともと体内に存在しているため、アレルギー反応が起こりにくい成分です。
シンプルな構造であるスネコスは、ヒアルロン酸が血管に入り込み動脈内で詰まる血管閉塞を引き起こすリスクも低いとされています。
ただし、針を使用する注入治療である以上、リスクがないわけではなく、施術前に医師から十分な説明を受けることが重要です。
スネコスの仕組み
スネコスは、真皮でコラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞に働きかけ、肌の土台を整える注射です。
皮膚のハリや弾力は、真皮にあるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸によって支えられています。
これらが集まってできる土台は、細胞外マトリックス(ECM)と呼ばれ、皮膚の厚みやしなやかさ、潤いを支える構造です。
そして、この細胞外マトリックスを作っているのが、線維芽細胞です。
線維芽細胞は、古くなったECMを分解して作り直す代謝の司令塔であり、真皮の状態を保つ役割を担っています。
スネコスにより、非架橋ヒアルロン酸で水分を補いながら、アミノ酸を真皮に届けて線維芽細胞に働きかけ、ECMの再構築が進む仕組みです。
スネコスの種類
スネコスには、スネコス200、スネコス1200、スネコスパフォルマという3つの種類があります。
これらは、ヒアルロン酸の分子量と配合設計、役割などがそれぞれ異なります。
| 種類 | ヒアルロン酸 | 配合設計 |
| スネコス200 | 低分子 | 6種類のアミノ酸を特許比率で配合した基本設計 |
| スネコス1200 | 中分子 | ボリュームロスに対応する設計 |
| スネコスパフォルマ | 低分子 | HY6AA(6種アミノ酸の特許配合)をベースに、アミノ酸量を28%増量し、ヒアルロン酸濃度も高めた設計 |
スネコス200は、スネコスシリーズの基本となる製剤で、真皮の構造に働きかけます。
サラッとしたテクスチャで広がりやすく、真皮内で広くなじみます。
スネコス1200は、基本となる作用はそのままに、ヒアルロン酸の分子量を変えて、くぼみやたるみができている状態に対応した設計です。
やや粘性があり、注入部位に留まってコラーゲンやエラスチンの産生を促し、皮膚の厚みや支えを補うのが特徴です。
スネコスパフォルマは新しいシリーズで、従来のものよりアミノ酸とヒアルロン酸量を高めた設計です。
線維芽細胞が利用できる材料が増え、肌の土台に働きかける配合設計に見直されています。
ボリュームを出す注射との違い
スネコスはヒアルロン酸が含まれていますが、ボリュームを出すための架橋ヒアルロン酸を使った注射とは異なります。
架橋ヒアルロン酸とは、ヒアルロン酸の分子同士をつなぎ合わせ、硬さや形を保ちやすくした製剤です。
一般的にヒアルロン酸注射と呼ばれているのは、くぼみやへこみに製剤を入れ、体積で立体感を補う治療のことです。
ほうれい線の溝を浅く見せたいときや、こけた部分に膨らみを出したいときに選ばれます。
一方、スネコスは、形を支えるのではなく、肌の土台を整える肌育が目的です。
この違いがあるため、ヒアルロン酸が成分として含まれているとはいえ、役割が異なります。
スネコスの効果

スネコスは、肌を育てながら、質感や肌の土台を内側から整える注射です。額や目の周り、頬、口周り、首、デコルテ、手の甲などに適応しています。
ここでは、スネコスで期待される主な効果について解説します。
目元や口元の小じわが目立たなくなる
スネコスの代表的な効果のひとつは、目元や口元にある細かい小じわの改善です。
小じわをその場で埋めるものではなく、真皮の中でコラーゲンやエラスチンの産生を支え、内側から小じわが目立ちにくい状態へ整えます。
目元や口元は、顔の中でも皮膚が薄く、乾燥やハリ不足の影響が表面に出やすい部位です。
スネコスで真皮の土台が整うと、皮膚の表面がなめらかになり、小じわの溝が浅く見えるようになる効果が期待できます。
特に、乾燥したときに細い線が増える、夕方になると目元の小じわが濃く見えるなどは、真皮のハリ低下が反映されやすい部分です。
小じわに対して、スネコスは肌質そのものを立て直す方向で作用します。
肌のハリや弾力が出る
肌のハリや弾力を内側から立て直すのも、スネコスに期待される効果です。
年齢を重ねると、コラーゲンやエラスチンが減少し、皮膚を押し返す力が落ちていきます。
すると、肌表面がしぼんだように見え、元気のない印象になることもあります。
スネコスは、一時的に表面に潤いを与えるものではなく、肌を育てながら真皮の厚みとしなやかさを整えていく治療です。
施術を続けることで、肌にふっくらした感じが出る、押したときの弾力が出てくるなどの変化が期待できます。
目元のクマの変化
スネコスを注射すると、目元の皮膚が内側から整うことで、クマが目立ちにくくなるのも期待できる効果のひとつです。
目の下は皮膚が薄く、真皮のハリや厚みが落ちると、血管の色や影が表面に出やすくなり、青っぽく見えたり、暗い印象が強くなったりします。
スネコスは、目元の土台を整えることで、透け感や影の出方がやわらぎ、クマが以前より目立ちにくくなるのが特徴です。
目の下は疲れや老けた印象になりやすい部位だからこそ、皮膚の質感が整うと、目元全体が明るく見えるようになります。
キメを整える
スネコスは、真皮の潤いと弾力が内側から整うことで、キメがそろって毛穴が目立ちにくくなります。
肌の表面に見える細かな凹凸は、真皮のハリや厚みが保たれていると均一に見えます。
しかし、コラーゲンやエラスチンが減って支えが弱くなると、質感が乱れ、毛穴の輪郭がくっきり見えてお悩みの方も少なくありません。
スネコスにより肌の土台に厚みと弾力が戻ると、皮膚表面のきめ細かさがそろい、頬や目元周りのざらついた印象がやわらぎます。
その結果、肌全体がなめらかに見え、毛穴が自然に目立たなくなっていくのです。
スネコスが向いている方・向いていない方

ここでは、スネコスが向いている方と、向いていない方について解説します。
スネコスが向いている方
スネコスは、仕上がりの自然さを重視し、肌の印象をなめらかに整えたい方に向いています。
どのような変化を求めるかも、施術選びで大切なポイントです。
- 施術を受けたことが目立ちにくい仕上がりを希望している
- 少しずつ整う変化を受け入れられる
- 肌全体の印象を底上げしたい
- 質感の変化を重視する
- 目元や口元の印象を同時に見直したい
- 肌育の考え方で治療を選びたい
スネコスは、肌を育てて土台を整えるため、顔全体の印象を自然に整えたい方に選ばれます。
スネコスが向いていない方
美容施術により求める変化がはっきりしている場合は、スネコスが向いていないケースもあります。
- 施術直後からはっきりした変化を求めている
- 深い溝やくぼみを整えたい
- フェイスラインやたるみの引き上げをしたい
- 1回で完結、または短期間の施術を希望している
- 輪郭や立体感の補正を重視する
このような希望がある場合は、お悩みに合わせてスネコス以外の施術を検討することもあります。
例えば、フェイスラインのゆるみやたるみを引き上げたいときは、HIFUや高周波治療、糸リフトなどが検討されることもあります。
形を補う治療や引き上げる治療、表情ジワに対する治療は、それぞれ適した治療が異なるため、何を重視するかを事前に確認しておくことが重要です。
スネコスの注意点

スネコスは、施術の受け方や経過の見え方に特徴があります。ここでは、スネコス施術の回数や施術後の反応について解説します。
1回で大きく変わる施術ではない
スネコスの施術の効果は、1回で大きく変わるわけではなく、回数を重ねながら少しずつ現れてきます。
約1〜2週間ごとに、約3〜4回を1クールとする形が一般的で、初回から最終回までを通して、肌の印象が整っていく流れです。
施術のたびに真皮への働き方が積みあがるため、回数を重ねるほど小じわやハリ、目元の印象が変化していきます。
そのため、複数回の施術があることを前提に、施術回数や通院間隔、全体にかかる期間などを、事前に確認しておくことが大切です。
次回までどのくらい空けるのか、1クール終了までの期間などを把握しておくと、治療全体の流れが見えて、施術計画も立てやすくなります。
スネコスのダウンタイム
スネコスは、針で薬剤を注入する施術であるため、数日のダウンタイムがあります。
- 注入部位のふくらみや凸凹
- 赤み
- 腫れ・むくみ
- 内出血
- 痛み・圧痛
- かゆみ・熱感
- しこり感
これらは施術直後から数日見られ、時間の経過とともに落ち着いていくのが一般的です。
メイクでカバーできる程度で済むことも多いですが、ダウンタイムの出方には個人差があります。
ただし、目元やほうれい線付近などの皮膚が薄い部位は、ふくらみや内出血が目立ちやすく、約1〜2週間かかる可能性があります。
また、まれですが、感染や色素沈着、アレルギーなどの副作用が起こることもあるため、注意が必要です。
スネコス施術を受けられない場合
スネコスの施術前には、体調や既往歴、現在受けているほかの治療などを確認したうえで、可否を判断します。
- 妊娠中・授乳中
- 施術部位に炎症・感染・化膿・皮膚疾患がある
- ヒアルロン酸やアミノ酸に対するアレルギーがある
- 重度のアレルギー体質
- 自己免疫疾患がある、または治療中の方
- 出血性疾患がある
- 抗凝固薬を服用している
- ケロイド体質
- がん治療中、または治療直後
- 直前にほかの美容施術を受けている
これらに当てはまる場合は、施術を受けられない、または医師が慎重な判断をするケースがあります。
カウンセリングでは、服用中の薬や既往歴なども含めて、必要な情報をきちんと伝えることが大切です。
施術後の過ごし方
スネコスの施術後は、反応が強く出ないよう配慮して過ごすことが大切です。
施術当日は、以下のような行為は避けましょう。
- 長時間の入浴
- 激しい運動
- 飲酒
- 注入部位を強く触る・こする
このように、体温や血流が上がる行動を控えると、赤みや腫れが落ち着きやすくなります。
また、施術から数日間に避けたいのは以下の通りです。
- サウナ・岩盤浴
- ピーリング・角質ケア・スクラブ
- 顔のマッサージ
- 強い紫外線を長時間浴びる
ダウンタイムが落ち着くまでの数日間は、皮膚への摩擦や刺激を減らすことを意識して過ごしましょう。
スネコスは高い?費用相場について

スネコスの費用は、施術回数や使用する製剤によって変わります。
例えば、スネコス200を顔全体に3cc使用するケースを基準にすると、以下のような費用目安です。
| 内容 | 費用目安 |
| 1回(顔全体・約3cc) | 約3~7万円 |
| 1クール(約3~4回) | 約9~20万円 |
あくまで参考ですが、費用は、注入部位や注入量、使用する製剤によって異なります。
目元のみの場合は使用量が少なく、費用が抑えられることもあるため、確認が必要です。
また、美容目的の施術は保険適用外で自費診療になり、料金はクリニックごとに設定されています。
提示されている料金に、診察料・麻酔代・再診料などが別にかかるケースも考えられます。
スネコスは回数を重ねて行うのが基本のため、1回の料金だけでなく、1クール全体でどの程度の費用がかかるかを確認しておきましょう。
スネコスパフォルマの場合
スネコスパフォルマを同じ条件で打つ場合は、1回約4〜7万円と少し高めに設定されることが多いです。
ヒアルロン酸とアミノ酸の配合量が増えているため、肌の土台に対して、より密度のある働きかけができる点が、費用が上がる理由のひとつです。
ハリや弾力、小じわ、目元の印象の変化をより求める方は、1回ごとの内容を重視し、スネコスパフォルマを選択する方もいます。
まとめ
スネコスは、肌を育てて真皮の土台を整える注射治療です。
目元や口元の小じわ、ハリ不足、目元のクマ、キメの乱れなどに効果が期待できます。
回数を重ねて少しずつ肌を整える施術のため、お悩みや費用、通院期間などが自分の条件に合っているか、事前に確認しましょう。
Tokyo Lift Clinicは、カウンセリングから施術、アフターケアまでを医師が担当し、患者様のお悩みやご希望を丁寧に聞き取ります。
スネコスでは、スネコスパフォルマを医師の手打ちで行っております。
スネコス施術に興味がある方、効果を詳しく知りたい方は、ぜひ当院までご相談ください。
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