コラムCOLUMN

XERF

XERF(ザーフ)でたるみ治療!特徴・適応部位・注意点などを解説

XERF(ザーフ)が気になっていても、どんな施術なのか、自分のたるみに合うのかなどがわからず、施術を迷っている方もいるのではないでしょうか。

たるみ治療は機器によりさまざまな特徴があるため、XERFについて知ることから始めましょう。

この記事では、XERFの特徴や向いている・向いていない人の見分け方、事前に知っておきたいことなどを詳しく解説します。

XERFのたるみ治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

XERFとは?

xerf たるみ

XERFは、高周波を使用した切らないたるみ治療です。ここでは、他のたるみ治療とどう違うかを知るために、XERFの仕組みについて解説します。

XERFは高周波(RF)を用いたたるみ治療

XERFは、高周波(RF)を使い皮膚の内側に熱を発生させ、たるみに働きかける治療です。メスを使わずに、気になる部分の引き締めを目的として用いられます。

皮膚を支えるコラーゲンやエラスチンが減少して構造がゆるみ、元の位置を保てなくなると、重力の影響を受けて皮膚が下がってたるみが起こります。

このとき、外から押し上げても構造そのものは変わりませんが、XERFで内側の構造に働きかけることが可能です。

XERFは、スキンケアや表面的な施術とは異なるアプローチができる機器として、支えの低下による変化に対して用いられます。

たるみに効く仕組み

高周波によって発生する熱は、皮膚内部のコラーゲンやエラスチンに直接作用します。

コラーゲンは熱によって収縮し、その場で組織が引き締まります。その後、熱刺激を受けた部位では、数週間〜数か月かけて修復反応が起こる流れです。

線維芽細胞の働きが高まり、コラーゲンだけでなくエラスチンも含めて再構築が進み、組織の密度と弾力の変化につながります。

例えば、頬の軽いたるみであれば、施術後に輪郭が引き締まった感じが出て、時間の経過とともに皮膚の印象が変わっていきます。

ただし、皮膚の余りが大きい場合は、内部の変化だけでは支えきれないケースもあります。

XERFの特徴

xerf たるみ

XERFは、深さ・出力・照射方法を細かく調整できる設計が大きな特徴です。

どの層にどのように熱を入れるかによって効果は変わりますが、XERFは偏りを避けるために複数の制御機能を組み合わせて照射します。

ここでは、XERFの3つの特徴について解説します。

デュアル周波数で深さに応じて作用

XERFは、6.78MHzと2MHzの2種類の使い分けが可能なデュアル周波数です。周波数が異なると熱の届き方が変わり、部位ごとに必要な深さへ熱を届けられます。

6.78MHzは、真皮から比較的浅い層にかけて熱を伝えやすく、肌表面に近いゆるみやハリ不足に作用します。

顔全体のハリ感の低下や、細かな小じわが増えてきたといったお悩みでは、この層へのアプローチが重要です。

一方、2MHzは、より深い層まで熱を届けることが可能です。

フェイスラインのもたつきやあご下の重さのように、浅い層だけでは支えきれないたるみでは、深部への加熱が必要になります。

周波数が1種類だけだと、浅い層か深い層のどちらかに偏りが生じることが多いです。

XERFは2つの周波数を組み合わせることで、肌表面のハリ感だけではなく、輪郭に関わる深さまで熱を届けやすい設計になっています。

3つのモードの使い分け

XERFには、狙う深さが異なる3つのモードが搭載されています。

Shallow(6.78MHz)

主に浅い層を狙うモードで、皮膚表面に近いゆるみやハリ不足、小じわ、キメの乱れなどが気になるときに使用する設定です。

目元や口元のように皮膚が薄く、調整が必要な部位向けです。

Middle(6.78MHz)

真皮から浅層脂肪層までを狙うモードです。

頬の軽いたるみや口横のもたつき、ほうれい線周りのゆるみなど、少し深い層の支えの低下が見られる部位に向いています。

Deep(6.78MHz+2MHz)

真皮から深層脂肪層まで熱を届けるモードです。

あご下やフェイスライン、輪郭のぼやけが気になる場合などは、この深さへのアプローチが重要です。

ここに、10段階の出力調整が組み合わさります。モードで深さを決め、出力で熱量を細かく調節することで、部位ごとの照射を設定できます。

また、肌の抵抗値を見ながら照射を調節する機能もあり、照射中に状態を確認可能です。

一定の出力を機械的に流すのではなく、熱が入りすぎる部位と、入りにくい部位の差を小さくすることができます。

痛みに配慮したWave Fit Pulse

XERFには、Wave Fit Pulseという、特許取得の出力制御が組み込まれています。

高周波治療の痛みは、熱が入ること自体よりも、熱が一気に集中することで強くなる傾向があります。

Wave Fit Pulseは、熱に段階をつけながら届けることで刺激を分散し、必要な加熱を行う仕組みです。

一気に加熱すると刺さるように痛いと感じることがありますが、立ち上がりを調整すると痛む間隔がやわらぎます。

また、痛みへの配慮として冷却機能も搭載されており、照射にあわせて皮膚表面を冷やしながら進め、熱が表皮に偏りすぎるのを抑えることが可能です。

痛みの感じ方には個人差がありますが、Wave Fit Pulseと冷却機能により、必要な熱量を保ちつつ痛みへの配慮を備えているのが特徴です。

XERFが向いているケース

xerf たるみ

XERFは、たるみの状態や部位などにより、適応が分かれる施術です。ここでは、どのようなお悩みや条件に向いているのかについて解説します。

あご下やフェイスラインをすっきり見せたい

XERFは、深い層まで熱を届けることで、あご下のもたつきやフェイスラインのぼやけのように、支えの弱くなった部分を内側から引き締めます。

輪郭の境目がはっきりしない、横から見た時にあご下がつながっているなどの変化に適した施術です。

あご下やフェイスラインは、皮膚のゆるみと軽度の脂肪が重なって乱れが生じることが多いです。

皮膚の支えが弱くなり、輪郭が下に引っ張られて、もたつきやゆるみを引き起こします。

体重は大きく変わっていなくても、脂肪の増加よりも皮膚のゆるみが原因のこともあり、この状態ではXERFの引き締め効果が期待できます。

目元のたるみが気になる

目元のたるみや細かなゆるみが気になる方にも、XERFが向いています。XERFは浅い層を狙う設定ができるため、目元のように薄い皮膚にも対応可能です。

皮膚表面のゆるみやハリ不足に熱を加えることで、影の出方や目周りの印象に変化が出ます。

目の下の細かいシワやたるみが気になる、下まぶたの皮膚が伸びたように見えるなどの場合は、XERFが向いているケースです。

顔全体のハリ不足や小じわの改善

顔のハリ不足や小じわが気になる方は、顔全体に均一に熱を入れられるXERFが適しています。

深いたるみが前面に出ていなくても、真皮のコラーゲンやエラスチンが減少すると、顔全体がしぼんだ印象になります。

XERFは、局所の引き上げだけでなく、全体の質感を整えられる治療です。

皮膚の密度が補われると、細かいキメの乱れや小じわが目立たなくなるため、顔全体の照射が検討されることもあります。

手術までは考えていない

XERFは切開が必要なく、機器による引き締めでたるみに対応する施術です。

たるみが強い場合に適応されるフェイスリフトのように、外科的に皮膚を切開して持ち上げる治療とは異なります。

たるみが軽度〜中等度の段階で、手術を選ぶほどではない段階に検討する施術です。

また、傷跡を避けたい方、切らない治療で様子を見たい方にも、XERFから始めるのは選択肢のひとつです。

ダウンタイムを長く取りにくい

ダウンタイムを長く取りにくい方にも、XERFは向いている施術です。

XERFは、長期間の安静や大きな見た目の変化を前提とする治療ではないため、日常生活に影響しにくいとされています。

施術後に赤みや軽い腫れが出ることもありますが、数日で落ち着くことが多いです。

例えば、仕事を休みにくい、イベント前に合わせてたるみ治療がしたいなど、予定に合わせやすい点も特徴のひとつです。

XERFが向いていないケース

xerf たるみ

XERFは幅広いお悩みに使われますが、すべてのケースに合う施術ではありません。ここでは、変化が出にくいケースや、別の治療を優先するケースなどについて解説します。

1回で大きな変化を求める場合

1回の治療で輪郭がはっきり変わるほどの変化を求める方には、XERFは満足できない可能性があります。

XERFは、切開で皮膚や深部組織の位置を動かす治療ではなく、熱による引き締めで変化を積み上げる施術です。

施術直後に引き締まりを感じる方もいますが、中心になるのは、その後の内部構造の再構築による変化で、すぐに輪郭が変わるわけではありません。

即時の大きな変化を期待する場合は、イメージとズレが生じる可能性があるため、別の方法を含めて検討したほうがよいでしょう。

皮膚のたるみが強い

皮膚の余りがはっきり出ていてたるみが強い場合も、XERF単独では足りないことがあります。

この段階では、支えの低下だけでなく、皮膚そのものが物理的に余っているのが理由です。

熱による引き締めで改善できるのは、皮膚内部のゆるみであり、余って下がった皮膚を減らすことまではできません。

引き締め治療だけでは不足するケースでは、切開リフトのように、皮膚の位置そのものを調整する治療を含めて判断が必要です。

たるみより脂肪量の影響が大きい

輪郭が崩れた主な原因が脂肪量にある場合は、XERFだけでは改善できない可能性があります。なぜなら、XERFは脂肪量そのものを大きく減らす施術ではないからです。

例えば、あご下が重く見えるという悩みでも、皮膚がゆるんでいるのか、脂肪の厚みが目立っているのかで、適した治療が異なります。

脂肪が原因であご下の厚みが増しているケースでは、脂肪量に直接対応する治療を優先したほうがよい場合もあります。

外科的治療の適応が優先される場合

XERFの引き締めで補える範囲を超えていると、機器治療では足りない可能性があります

この場合に選ばれるのは、フェイスリフトのように、皮膚や深部組織を引き上げる手術が代表的です。

たるみが強くマリオネットラインが深く刻まれている場合や、首まで組織が下がっている場合には、外科的治療が適しています。

痛みや熱感への不安が強い

痛みや熱感への不安が強い方は、適応を慎重に見極めましょう。

XERFは痛みに配慮した設計ですが、感じ方には個人差があり、高周波で熱を入れる以上、痛みが完全になくなるわけではありません。

照射中は、部位により熱さや刺激を感じることもあり、特に骨に近い部分や皮膚が薄い部位は、体感が強く出ることもあります。

治療そのものが負担になるくらいの不安がある方は、出力調整や麻酔の使用を含めて、医師とよく相談しましょう。

XERFを受ける前に知っておきたいこと

xerf たるみ

XERFを検討している方へ、受ける前に知っておきたいことをまとめました。

施術ペースの目安や基本的な注意事項などを、事前に把握しておくことで、不安の軽減やイメージとのズレ防止にもつながります。

施術間隔・頻度・持続などの目安

XERFは、施術後に徐々にたるみが改善していく施術です。いつ頃から変化するのか、いつ次回の施術を受けるのかなど、事前に確認しておきましょう。

目安ポイント
施術後の変化の始まり当日~数日初期は軽い引き締まり感から始まる
効果が見えてくる時期約1~3か月コラーゲンやエラスチンの再構築が進み、輪郭やハリが変化してくる
施術頻度約3~6か月初回~3回程度は経過を見ながら間隔を調整することがある
メンテナンス約6か月~1年引き締まりの持続を確認しながら状況に応じて判断する

このように、XERFは施術直後に引き締まりを実感することもありますが、その後の経過で現れていく変化が中心です。

持続や次回までの期間には個人差があるため、人それぞれ頻度が異なります。

たるみの程度や皮膚の厚み、照射部位、前回の変化具合などを考慮しながら、次回の目安が決まります。

デメリットについて

XERFを検討している方は、適応条件を満たしていても、施術そのものにデメリットがある点を知っておきましょう。

  • 効果は永続しない:加齢そのものは止まらないため、引き締まった状態を保ちたい場合は、追加施術が検討される
  • 変化の出方に時間差がある:施術後に効果を実感する時期には個人差があり、皮膚の厚みやたるみの原因、照射の深さや出力などが影響する
  • 施術者の判断や技術で仕上がりが変わる:どの部位にどのモードを使うか、どの程度の出力設定にするかなど、照射内容を決める施術者の判断に左右される面がある

このようなデメリットを理解し、自分に合っているかを検討してください。

基本情報・注意点

XERFには、事前に知っておきたい基本情報や注意点があります。

施術が受けられないケース(禁忌)妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある埋め込み型医療機器を使用している施術部位に感染・炎症・傷がある
慎重な判断が必要なケース金属プレート・金属糸(インプラント・骨折固定など)糸リフト後ヒアルロン酸・脂肪注入後アトピー性皮膚炎神経障害ケロイド体質抗凝固薬服用中自己免疫疾患糖尿病出血性疾患皮膚疾患・皮膚がん
ダウンタイムの症状赤み熱感軽い腫れ圧痛
まれに起こる反応火傷水疱色素沈着神経に沿った違和感
アフターケア長時間の入浴・サウナ・激しい運動・飲酒などの血流が上がる行為は当日は控えるメイクは肌の様子により当日~翌日以降、医師の指示に従う洗顔や保湿は当日から可能だが、低刺激の化粧水やクリームで優しく行う色素変化の予防のため、紫外線対策を徹底する強い痛みや水疱、腫れの悪化、違和感が長引く場合は、自己判断せず医師に相談する

カウンセリング時に必要な情報を共有し、XERFを受けられるかどうかは医師の判断に従ってください。

また、ダウンタイムの症状やアフターケアの注意点などを理解し、施術後に慌てず対応できるように意識しておきましょう。

まとめ

XERFは、切開を伴わずにたるみへアプローチしたい方に適した治療です。皮膚のゆるみが中心のケースでは、時間をかけて内側から引き締める効果が期待できます。

機器の特徴を理解し、さらに悩みに対応しているかを見極めることが、満足感のある施術につながるでしょう。

Tokyo Lift Clinicは、自然な若返りと美の再構築をコンセプトにした美容医療クリニックです。

信頼できるかかりつけ美容外科医を目指し、患者様に本当に必要な治療をご提案いたします。

XERFのたるみ治療を検討している方、自分に合っているか知りたい方は、ぜひこの機会に当院までご相談ください。

LINEでの無料カウンセリングのご予約・お問い合わせはこちら

無料カウンセリングのご予約・お問合せ

RESERVE

お電話またはWEBフォームよりご予約を受け付けております。
カウンセリングは無料です。まずはお気軽にご相談ください。

受付時間
10:00-19:00
休診日
休診日なし
電話番号
03-6380-4104
所在地
東京都新宿区新宿二丁目12-8 ACN新宿ビル6階
最寄り駅
東京メトロ丸ノ内線「新宿三丁目駅」C8出口より徒歩1分